株式会社ビオネスト

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地域若者サポートステーション(サポステ)とのコラボセミナーで、全国に70万人以上いるといわれる若年未就労者を介護業界の救世主に!

2020.11.16

全国に70万人以上!?若年未就労者を介護業界の救世主に!

「若年未就労者」と「介護人材の不足」という2つの社会課題を解決するセミナー

 

―そもそもの発端は?

「地域若者サポートステーション(サポステ)」とビオネストグループとは、障がい福祉部門を中心に以前からつながりがありました。

今回、コロナ禍の影響もあり、より深刻となった「介護現場の人不足問題」に、サポステの登録者の方が「救世主」になるのではないか?と思ったことが発端です。全国に70万人以上いると言われる「若年未就労者」という社会課題と「介護現場の人不足」という社会課題の2つが同時に解決できる「社会的に意義のある流れ」が出来ればよいなと考えました。

しかし、この企画を実施するにあたりネックとなったことが「介護のネガティブイメージが先行し、若者が介護業界の仕事に興味を示さない」ということです。

そこで、組織開発室長の田中が、「介護業界の魅力」を7つほどピックアップして、伝えることで「介護業界のイメージを変える内容」を用意することにしました。

さらに、サポステ登録者の介護現場への不安を解消するために「現役介護スタッフとセミナー会場をオンラインでつないで、質疑応答をする」というプログラムも用意しました。

 

―コラボセミナーは、どういった内容を実施したのですか?

セミナーは、感染リスクを最小化するために最大10名の少人数で実施することとし、サポステの登録者を中心に案内しました。セミナー時間は60分です。

内容は2部構成として、第1部を「介護業界の7つの魅力」というテーマで、20代の頃に未就労期間がある組織開発室長の田中が40分ほど話しました。

残り20分間は第2部として「介護の仕事のリアル」というテーマで、オンラインで介護現場(デイサービス)とオンラインでつないで、介護のエリアマネジャー 藤井、介護スタッフの山本とつないで、「介護の仕事」に関するインタビュー形式のプログラムを行いました。

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第1部「元ひきこもり幹部」が語る介護業界の“魅力”とは?

①介護業界は、2025年15兆円市場!まだまだ、伸びる!ゆっくり、長く働ける。

②人生100年時代が到来!超高齢者社会で、仕事があふれている!

③コロナ禍で証明された「エッセンシャルワーカー」として社会基盤を支える!

④介護業界は誕生して20年程度、日本は世界最先端の介護先進国として、世界をリードする!

⑤制度ビジネスがゆえに、資格社会!資格取得で、着実なキャリア&年収アップが可能!

⑥業界特性から一般企業では発揮できなかった、魅力・強みが見つかる(かも)!

⑦「人間の心と肉体への共感」が必要な仕事のためAIやロボットに代替されづらい!

第2部「人見知り介護職員」が語る介護業界の“仕事のリアル”とは?

①山本さんはビオネストに入るまでどのような経歴ですか?

②なぜ介護業界に入ったのですか?

③今はどのような介護の仕事をしていますか?

④介護の仕事の魅力は何だと思いますか?

⑤介護の仕事に向いている人はどんな人?

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当日は、サポステ担当者が「セミナーで参加者からこれほどの質問が出ることは珍しい」と驚くほど、参加者から質問が出て、藤井と山本に丁寧に回答してもらいました。

 

―「地域若者サポートステーション」とのコラボに関する今後の展望は?

厚生労働省委託支援機関である「地域若者サポートステーション(サポステ)」が解決したい「若年未就労者」問題は、仕事が溢れているけど、働き手が不足している介護業界で解決できると考えております。

もちろん根強い介護に対するネガティブイメージの払拭が鍵になるとは思います。ただ、今働く意欲があり、働く能力があるのであれば、ぜひ介護業界に勇気ある一歩を踏みこんでいただければと思っています。

実際にビオネストグループで働いている介護スタッフの中には「他業界」からの業界転換してきた人もたくさんいます。彼ら・彼女らが良く言う言葉に「思っていたよりも、クリーンだ」「やりがいがとにかくある」などのポジティブな声です。

こういった「介護現場で働く職員」と「若年未就労者」の橋渡しになる企画をこれからも多数実施して行きたいと考えております。

その小さな取り組みがやがて「介護業界の人不足」と「若年未就労者」という2つの大きな社会課題の解決に貢献出来れば幸いです

★セミナー参加者の半分が「就労体験を希望」され、現時点で「1名の方が弊社に就職されました」!