「小学生の取材に協力してあげてくれませんか?」
ある日、ビオネストへ1本のメールが届きました。
そのメールは6年生を担当する守口小学校の先生からのメールで、2022年1月 読売新聞に掲載された「高齢者とお笑い」の記事を読んで、笑楽の活動に興味を持った小学生が「笑楽さんに取材したい!」と言っていると書かれていました。
背景としては 現在、日本中で「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた活動が拡がっていますが、小学校でも「SDGs教育」をしており、その教育の一環で守口小学校では「SDGs新聞」を作成しているとのことでした。
いくつかのチームに分かれて新聞を作成している中で、そのうちの1つのチームが「11番 住み続けられるまちづくりを」を選択し、「高齢者と笑い」を軸とした記事作成を検討しているという話でした。
さっそくオンライン取材の日程調整を行い、小学生数名とビオネスト笑楽の職員2名との間で、世代を超えたインタビューが行われました。
事前に念入りに準備した沢山の質問を一つ一つ問いかけながら、必死にメモを取る姿がとても印象的でした。
「介護という業界と仕事に、これからの未来を創る小学生が興味を持ってくれた!」この非常に素敵な出会いで誕生したSDGs新聞、ぜひご覧ください。
■SDGs新聞“町づくりニュース”の詳細について
下記にて守口小学校の6年生が作成した「SDGs新聞“町づくりニュース”」の記事は文字お越ししたものを掲載しております。
◎守口小学校発行「SDGs新聞“町づくりニュース”」文字お越し
○高齢者に 笑顔を お笑いから 学ぶ
3月3日、新聞で見つけたデイサービス笑楽にインタビューをした。この笑楽では、地域の高れい者の方々に楽しく元気に通ってほしくて作られたそうだ。今年で作られて14年が経っている。一日平均約26人ぐらい。少ない時は20人ぐらいが通っている。笑楽ではゲームやおかし作り、おふろに入ったりなど様々なことができる。見出しでかいている通りお笑いから高れい者の方々は学んでいます。笑っていたらけんこうにいい、それにストレス減少や、集中力アップができる。今は、コロナの時期で家に一人でいる高れい者の方々が外に出れなくてストレスがたまる人が多くいます。なので来て楽しんでもらいたい。そのため、デイサービスの人たちはユーチューブやテレビを見てそれを自分なりに変えて、お笑いのネタを作っているのです。例えば、笑ってもらいたくて、アフロのかつらや仮そうをしたり、じょうだんを言ったりして笑顔にしています。笑楽には、ほかにも住んだりできるところや、病院など様々なところがあります。今の人気スポットは運動コーナーです。ジムにあるようなきかいやマッサージなどがあるのです。
お笑いで笑顔にして、ストレス減少など、お笑いから学べるということが分かりました。これを、ほかの地域にも広めてたくさんの人を笑顔にしたいと思っています。
○町づくりのくふう
私達は、笑楽でインタビューした時に「デイサービスの人達からして、町づくりをどのように工夫していきたいと思っていますか」という質問をしました。すると家に一人でいる人たちにブログに、たのしいことなどをかいて分からない人々に分かるようにしている。今、一人で家におり、ストレスが増えるというので問題になっています。なので家に一人でいる人たちを町の人たちとおはなしをしたり、そうだんしたりしてよんでいるのです。その他に、お店で喫茶店みたいにコーヒーをだしたりするとか、たのしむようにお笑いをしたりとか、いろいろな工夫をしていました。それに、工夫やこだわりをきいたときには「明るくふるまったりする」、て職員の人たちも笑う」と言っていました。町の人たちが笑って笑顔になるようにデイサービスの人たちもいろいろな工夫がありました。
笑楽は、町のことをきいたとき「家に一人でいる人々にきてもらいたい」そういっていました。みんなを笑顔にさせたいという思いがいっぱいつたわりました。それに、コーヒーだしたり、明るくふるまったりなど、いろいろな工夫があった。こういう工夫がいろいろな地域に増えてほしい。
○編集後記
この新聞では笑楽さんのインタビューや教頭先生のインタビューについて書きました。その中で、守口市がどんな町づくりをしているのかという事や、住み続けられる町づくりについて知ってもらえたらうれしいです。そして、持続可能な社会を一緒に作りましょう。