■企画概要
「介護施設の中に初めて入りました!良い取り組みですね!」
デイサービス笑楽緑地公園で、トライアル的に開催された「次世代“健康寿命延伸カフェ”」に参加いただいた地域住民の方のお声です。
「介護」を知ることで、超高齢社会の中での「なりたい自分」を描く。そのキッカケになればと思い、「認知症」をテーマとした「認知症カフェ」ではなく、「健康寿命の延伸」をテーマとした企画をトライアル実施しました。笑楽自慢の「自家焙煎珈琲」を飲んでいただきながら、健康寿命の延伸に関する「学びと体験」をしていただく新企画です。
あくまでもトライアルですので、2~3名来てくれれば大成功だと思ってましたが、良い意味で予想を裏切り…なんと「9名」の方が参加くださいました!地域住民の方4名、地域包括支援センターの方5名。健康寿命の延伸というテーマへの興味関心の高さがうかがえました。
冒頭は、「2025年」に起きる二つの出来事、「大阪・関西万博」と「2025年問題」を題材にアイスブレイク。前半は、「平均寿命」と「健康寿命」の違いの解説から入り、「どうすれば健康寿命が延伸できるのか」という「学びの場」。後半は、「脳の認知機能」の計測やトレーニングができる「最先端のヘルスケア・テクノロジー(ヘルステック)」に触れていただく「体験の場」。
「人生100年時代」だからこそ、出来るだけ長く「笑って、楽しく」過ごすために、「笑楽」という「場」が地域住民の方の健康寿命の延伸に貢献し、幸福につながる場となれば嬉しいと思っています。
■企画詳細
ここからは、「次世代“健康寿命延伸カフェ”」の詳細をご紹介します。
今回の企画では、あえて「認知症カフェ」という言葉をしようせず実施しました。認知症カフェという言葉を使ってしまうと、どうしても認知症に興味がある方、悩んでいる方に限定されると考えたからです。
そこで、「健康寿命の延伸」という言葉を使い、介護施設で「健康寿命の延伸」に関する学び、そして、「最先端のヘルスケア・テクノロジー(ヘルステック)」に関する体験の2つを目玉コンテンツに、笑楽を地域住民の方に知っていただこうと企画しました。
具体的には、次の流れで実施しました。
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■次世代健康寿命延伸カフェ@デイサービス笑楽緑地公園
1)アイスブレイク
・「大阪・関西万博」と「2025年問題」について
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2)健康寿命延伸勉強会
・「健康寿命延伸」について
・「健康寿命の延伸につながる3つの取り組み」について
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3)最新ヘルステック体験会
・脳の認知機能 計測&トレーニングクラウドシステム
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4)ビオネスト笑楽の紹介
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5)今後の取り組みについて
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コロナ禍になる前は「認知症カフェ」の企画をしておりましたが、今回「健康寿命の延伸」というテーマで開催することは初。参加者0名になる可能性もあると思い、ドキドキしていましたが、当日は地域住民の方4名(女性3名、男性1名。そのうち、一名は民生委員の方)と地域包括支援センターの方がなんと5名も来ていただき「大盛況」となりました。
それほど、「健康寿命の延伸」というテーマに興味関心が高いということも分かりました。また、「ここに笑楽という名前の介護施設があることは知っていたが、中に入ったのは初めてです。」という地域住民の方もおられ、介護施設を知っていただく認知向上効果もあったと思います。
ご参加いただいた地域住民の方からは「介護施設を知られてよかった」「勉強になった」「平均寿命と健康寿命の違いが理解できた」「大阪・関西万博の話も面白かった」などの反応をいただきました。
また、地域包括支援センターの方からも「すごく勉強になった」「最新ヘルステックに興味をもった!」「次の企画も期待しています」「こういった取り組みをぜひ継続して欲しい」などの前向きなお声をいただきました。
5月に入り、これからコロナ禍も少しずつ収束に向かうと思います。しかし、団塊の世代が後期高齢者となり一気に高齢化が加速すると言われる「2025年」まであとわずか。
それまでに、医療や介護の社会的インフラとしての強化・拡充が必須とされていますが、一方で 高齢者やその次の世代の方全員での「健康寿命の延伸」の取り組みが大事だと考えられています。
ビオネスト笑楽では、「介護事業者としての専門性」を活かし、また、地域に根差した「笑って、楽しく過ごせる場」というコンセプトの実現のためにも、こういった新しい取り組みをこれからも積極的に推進していきたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。